web広告の種類や料金を紹介|広告を有効活用しよう

今回はweb広告の種類についてどんなものがあるのかを詳しく説明していきます。webにも広告にもくわしくない方も、実はその種類は多くありませんのでチェックしてみてください。

そもそもweb広告とは?|メリットや効果

テレビや新聞・雑誌など、情報を提供する媒体のことをマスメディアと呼びますが、そこに掲載される広告が「マス広告」です。多くの方が潜在的に受動するため、広範囲に情報を届けることができるのが特徴です。

対して「web広告・インターネット広告」と呼ばれるものは、検索エンジンや様々なwebサイト・SNS上に掲載される広告のことを指します。web広告の一番のメリットは、年齢層や性別、地域などターゲットをピンポイントに絞って訴求できることです。

マス広告は多くの方に発信できますが、興味が無い人には見てもらえない可能性があったり、掲載料が高いというデメリットもあります。一方web広告には様々な種類がありますが、自社のSNSなどで情報を発信する分には無料で宣伝ができますし、商品購入やクリック数によって報酬が発生するような広告の場合だと、トータルで赤字になりにくいのもメリットです。

また、情報がユーザーに伝わる速度についても、必要なタイミングに応じて都度発信できるweb広告の方が優れています。ただし、テレビや新聞といった古くからあるメディアの方が、ユーザーからは信頼されやすいという面もあります。

簡単にまとめると、広告そのものの社会信頼度が高く・広い範囲で情報を発信できるのがマス広告、ターゲットをピンポイントに絞ることができ・費用対効果が高いのがweb広告といった感じです。

web広告の種類はどのくらいある?|違いも紹介

ひとくちにweb広告といってもさまざまな種類がありますのでこの記事で詳しく紹介していきます。

web広告の種類と特徴

Web広告は約30種類あるといわれており、それぞれ特徴がありますが、ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、ブログやサイトに掲載することでアクセス数を増やす広告です。読者の目に付くところに配置しなければ意味がありませんので、サイトの構成やデザインを踏まえて掲載する必要があります。

ディスプレイ広告のメリットは、ターゲット層を明確にしておけば、あとはその読者のニーズに合ったサイトに広告を掲載すれば良いだけなので、簡単に広告を出すことができる点です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、ブログやサイト内にバナーを設置し、クリックしてもらえれば広告収入を得ることができるシステムです。

アフィリエイト広告の特徴は、クリックしてもらうだけで報酬がもらえるという点です。ただし、訴求する商品やサービスに興味を持ってもらえなければクリックしてもらえないので、多くの人が興味を持てるような記事や画像を作る知識やスキルが必要です。

SNS広告

SNS広告とはFacebook・Instagram・TwitterといったSNS利用者をターゲットにして作成する広告です。

SNS広告の特徴は、SNSに掲載されているプロフィール情報や投稿内容から、どのようなものに興味があるのかを知ることができるので、ターゲットを明確にすることができる点です。SNS広告は、トレンドに敏感でリサーチ力が高い人におすすめです。

ご紹介したのはほんの一部ですが、このようにさまざまなweb広告がありますので、訴求する商品やサービスの特性、ターゲット層、ブランディングに合わせてどの広告を出すのかを考えるようにすると良いでしょう。

たとえば土業事務所の場合は、リスティング広告がおすすめです。その理由については次の章で詳しくご紹介していきます。

リスティング広告

リスティング広告とは、YahooやGoogleなど、ネットで何かを検索したときに検索結果の一番上に表示される訴求法です。特徴は、次のとおりです。

①掲載直後から集客数アップが見込める
検索する時点で、ユーザー自身がそのキーワード、およびそれに付随する商品やサービスに何らかの関心を持っている可能性が高いと考えられるので、広告を見てもらえる可能性は非常に高いです。ですので、掲載直後から、大幅な集客数をアップさせることができます。さらに広告を出すまでに時間がかからないのも特徴です。

②表示させる場所を決めることができる
表示させる場所を自分で設定することができるので、工夫次第でアクセス数を増やすことができます。

③お金をかければ目立つところに表示させることができる
様々な工夫をしないと目立たせられない他のweb広告と違い、お金をかければ一番上に表示させることができるので、早急に結果を出さなければいけないときや予算に余裕があるときにおすすめです。

④上限予算を設定できる
コストバランスを自分で調整することができるのが大きな特徴です。リスティング広告は、掲載しただけでは料金は発生せず、ユーザーが広告をクリックしたときに課金される「クリック課金制」なのですが、このときの金額は上限入札価格、品質スコア、掲載順位によって決定します。上限入札価格は自分で設定できるため、予算以上にお金がかかるということがありません。

⑤ホームページに合った広告を提案・作成してくれる制作会社がある
広告を作成している会社はたくさんありますが、クライアント企業のブランドイメージや意向に沿った広告を提案して作成してくれるところもあるので、どういった広告を作ればいいのかわからないという場合は、そういった会社に相談してみると良いでしょう。

web広告の料金は?|種類ごとの費用感

アフィリエイト広告の場合はASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)との初期契約に5万くらい、月額固定報酬としてさらに5万円、プラス月々の手数料として成果報酬の30%前後を支払う必要もあります。

リスティング広告などのクリック課金型の広告は1クリックにつき数十円が相場です。掲載場所などによっては数百円かかることもあります。

たとえばSNS広告の場合は、1クリック1円~数百円程度の場合が多いです。広告が表示される毎に費用が発生するもの(表示保証型)のおおよその相場は、1000回表示されて10~数百円程、また、動画サイトなどに掲載される広告(再生保証型)は、広告1クリック毎に10円~200円程度必要で、動画制作を他社に依頼する場合はもちろん別途その制作費も必要になります。

期間毎の契約となる期間保証型は、月1万~50万円程度で一定の掲載期間が保証されます。LINEやメルマガ配信などによって行われるメール広告費は1通5円くらいから予算を組む場合が多いです。

これらの金額はよく使われる形態の場合の相場なので、広告手法や媒体など条件が変われば金額も大きく変わります。

予算や商品・サービスによって効果的な広告手法も変わってきますので、きちんとデータを分析してより良いものを選んで活用していきましょう。

まとめ:web広告は自身の環境に合ったものを選ぼう

web広告にはさまざまな種類のものがあることを紹介しました。

そして、種類によって費用や効果も様々ですから、自身の環境に合わせたものを設定する必要があります。訴求したい商品やサービスに合ったweb広告をうまく設定していきましょう。