ランディングページとは?解説と作成方法を紹介

webマーケティングを行う上で「ランディングページ」という言葉をよく耳にしますよね。しかし、そのランディングページが何なのか、ランディングページをどうしたらいいのかという事がそもそもわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はそのランディングページについて詳しく説明していきます。

ランディングぺージって何?|リンク先のページ

Webマーケティングを活用する方法にランディングページがあります。ランディングページは日本語に直訳すると着地ページ(Landing Page)となり、これは最初にユーザーが足を踏み入れるwebページを表します。

マーケティングにおいては、検索画面やSNSからユーザーがリンク先をクリックした先に表示される、1ページ内に宣伝を出して問い合わせや購入を促す、広告用webページを示します。この広告用webページはユーザーがリンク先をクリックしたら、最初にユーザーが足を踏み入れるページになるので、まさしく「ランディングページ」といえます。

ランディングページは1ページの中で完結し、他のページへの移動をさせない構造となっています。これは足を踏み入れたユーザーに、広告を見た後で目移りして他のページへ移動させない為です。

他ページへに移動をさせないので、セールストーク的な内容や効果的なデザインを入れて見やすくし、最終的にはそのページ内でユーザーからコンバーション(問い合わせや購入)を促す構成となります。

ランディングページを作る事で、検索エンジンやSNS等から足を踏み入れたユーザーを直接注文・問い合わせに至らせることに特化でき、売上や集客アップに繋がります。

又、1ページに内容をまとめるので、制作コストは安くなる利点もあります。

ランディングぺージの効果|獲得数アップ

ランディングページを用いた広告は、コンバーション(問い合わせや購入)といった獲得数のアップに効果があります。

例えば求人広告をホームページで作るとして、ページ1をトップページ・ページ2は会社概要・ページ3はスタッフ・ページ4は採用情報と分けます。

どんな会社か・どんな雰囲気か・どんな人がいるのか、ユーザーが募集内容を知る為にはそれぞれのページに目を通して情報を集める必要があるため、その間にページから離れてしまう確率が高くなり、獲得数を増やすのが難しくなります。

これに対してランディングページは会社の概要やPR・募集内容といった事を1ページの中で明確に伝える事ができるので、他のページへ離れずにそのまま応募へのアプローチが可能になり、獲得数を増やす事ができます。

ランディングページはホームページと異なりリンクが少ない分、画像やデザインの配置に制約がなくなり、インパクトのあるページにする事ができます。そのため新規顧客の獲得につながるだけでなく、売り上げにも効果を生み出す可能性があります。

また、ニーズに合ったユーザーにターゲットを絞る事で、対象に合った広告ページを作る事ができるので、そのままコンバーションにつながる事もありえます。

ランディングページを作るには|費用感など

ランディングページを制作会社に依頼する場合、制作会社の実績・規模や依頼する項目によって、費用は数万~数十万円と広範囲で、一般的には30万~60万円と言われています。
ランディングページの制作は、1)戦略設計・競合他社を調査、2)構成案を作成、3)デザイン検討、4)ページの実装、5)運用と進行し、改善点があれば行う、という流れになります。

1)の工程が一番重要で、ここを制作会社に丸投げしてしまうと制作費が跳ね上がります。どの顧客を対象として、どういった最終目的をもっているのか、そして競合他社がどの様なランディングページ等で宣伝しているのか、広告のキーワードはなににするかなど、できる限り事前に用意しておくと費用を抑えることができます。

2)の工程はa)依頼側が全て用意する、b)制作会社と共同で作成、c)制作会社に全て依頼、のどれを選択するかによって費用が大きく変わります。制作会社の特性(デザインに強い所や実績豊富な所)を見た上で検討しましょう。

3),4)の工程は制作会社が担当します。5)は依頼側の担当になりますが、制作会社側が行うケースもあります。 1),2),5)を依頼側で行えば一般的には30万円以下の制作費になります。5)のみを依頼側で行えば30~60万円、そして本格的なランディングページを一から作る場合、全てを制作会社に依頼すると60万円以上かかります。

ランディングページの制作期間は、一般的に1か月半~3か月かかります。 尚、制作会社に依頼せずに自分で手軽に作りたい場合は、ソフトを使って作る事も出来ます。たとえば「ペライチ」というツールであれば無料で使うことができます。

まとめ:ランディングページを活用してコンバージョン数を高めよう

ランディングページは商品やサービスを宣伝することにおいて有効的な使い方ができるものです。

制作規模や内容、また、制作会社に任せるか自分で作るか、選択肢次第でかかる費用は大きく変わりますが、まずはターゲットや最終目的などをしっかり考えて計画立ててから挑戦してみましょう。